SHOJINKA|製造業のための工場内搬送自動ガイド
SHOJINKA|製造業のための工場内搬送自動ガイド » 導入前に知りたいことQ&A » AGVとAMRの違いは?

AGVとAMRの違いは?

このサイトは岡谷システム株式会社をスポンサーとして、Zenkenが運営しています。

目次
本記事の監修者
岡谷システム株式会社 河原さん
岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システムは、搬送自動化に関わるマテハン機器のシステム開発を行っています。350年以上の歴史を誇る岡谷鋼機株式会社のグループ総合力により、エンジニアリング業務から、システム開発・設備導入までを一貫して請け負うことが可能。

AGVや自動倉庫など、マテハン機器メーカーのパートナーSIerとしても活動しており、搬送業務の自動化・省人化を叶える提案を得意としています。

AGV(無人搬送車)とは

AGV
画像提供:株式会社Mujin

AGV(Automatic Guided Vehicle)は、「無人搬送車」「無人搬送機」のことです。1980年代に開発されて以来、製造現場から物流センター、病院など、さまざまな現場で使用されています。

床や天井に設置されたレールや磁気テープ、二次元コードなどに沿って、縦横2軸走行中心に移動することが可能です。

ラックやカートの下にもぐりこんで搬送するタイプや、荷物を載せた台車ごとけん引するタイプ、重量物を搬送するタイプなど、種類はさまざま。近年はカメラとAIの組み合わせによる画像認識で、リアルタイムに周囲の状況を判断しながら走行するAGVも登場しています。

AMR(自律走行搬送ロボット)とは

AMR

画像引用元:日本物流新聞公式HP(https://www.nb-shinbun.co.jp/challenge/57amr/)

AMRとは、Autonomous Mobile Robotの略称で、日本語では「協働型搬送ロボット」や「自律走行搬送ロボット」などと表記されます。

SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:スラム) 機能を搭載し、障害物をレーザーで検知しながら自動で走行ルートを算出し、目的地まで走行することができます。縦横の2軸走行が中心のAGVとは違い、障害物を自動検知しながら、自力で走行ルートを確保しピッキング箇所や梱包エリアまで荷物を運べるため、「次世代AGV」「自律走行搬送ロボット」などとも呼ばれています。

「人が作業しているエリアで運搬したい」「人の運搬作業に近い複雑な搬送をしたい」という現場で多く導入されています。

Q:AGVとAMR、どちらを導入すべき?

A.複数台の機器で効率的に荷物を移動させたいならAGV・少量台数で広い敷地を移動させたいならAMRがおすすめ。

AGVは、二次元コードやWi-Fiを使用し、あらかじめマッピングされたグリット上のルートを走行します。それに対し、AMRは「ライダーセンサー」と呼ばれるセンサーを搭載しており、周囲を3次元計測し、障害物を検知しながら走行します。

縦横2軸への移動が中心のAGVに対し、AMRは自由に走行ルートを確保できるため、柔軟な走行が可能。それに対しAGVは、レーザー探知をせずに移動するため、AMRよりも動きが早く、搬送時間が計算しやすいことが特徴です。そのため、限られたスペースで効率的に荷物を移動させたい場合はAGVを導入し、あらかじめ効率的なルートを設定する方が、物流スピードを早めることができます

マテハン機器を使用して、工場内搬送自動化を実現しませんか?
岡谷システム株式会社 河原さん
監修者
岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

AGV・AMRともに、比較的低価格で汎用性があることから、多くの企業で導入されています。しかしより省人化につなげるためには、要望に合わせた機器選定、工場導線に合わせたシステム構築が必要です。

岡谷システムは、岡谷鋼機グループのネットワークを活用し、マテハン機器の選定・導入・システム構築までワンストップでの提供も可能です。ぜひAGVの導入時は一度お問い合わせください。

岡谷システムが提案する
搬送自動化について
詳しく見る(公式HP)

他にも活用されているマテハン機器
監修

Sponsored by
岡谷システム株式会社

岡谷システムキャプチャ

引用元:岡谷システム公式HP
(https://www.okaya-system.co.jp/)

製造業の課題解決に尽力する岡谷鋼機株式会社のグループ会社として、「工場内搬送自動化」の提案からシステム構築までを請け負う岡谷システム株式会社。

グループ会社の知見を活かし、搬送自動化に関わる機器の販売から工場導線に合わせたシステム開発までを一貫して提案しています。工場の導線に合わせた機器の選定・システム構築を通して、企業の業務効率化・省人化に貢献しています。

SUPERVISOR