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工場自動化のデメリットと解決策

このサイトは岡谷システム株式会社をスポンサーとして、Zenkenが運営しています。

目次
本記事の監修者
岡谷システム株式会社 河原さん
岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システムは、搬送自動化に関わるマテハン機器のシステム開発を行っています。350年以上の歴史を誇る岡谷鋼機株式会社のグループ総合力により、エンジニアリング業務から、システム開発・設備導入までを一貫して請け負うことが可能。

AGVや自動倉庫など、マテハン機器メーカーのパートナーSIerとしても活動しており、搬送業務の自動化・省人化を叶える提案を得意としています。

本記事では岡谷システム監修の元、各機器の費用目安や費用対効果を紹介します。

岡谷システムが提案する
搬送自動化について
詳しく見る(公式HP)

工場を自動化するデメリットとは

工場の自動化は、作業効率の向上や作業負担の軽減、コストの削減などさまざまなメリットが指摘されています。一方で、気になるのがデメリットではないでしょうか。ここでは、自動化のデメリットを5つ紹介します。

故障により業務がストップするリスクがある

第一に考えられるのが、故障リスクです。故障の範囲にもよりますが、自動倉庫など大規模な故障やシステム障害が起きた場合は、業務が止まってしまう恐れがあります。一時的にでも業務が停止してしまうと、企業にとっては大きな損失です。

このため、メンテナンスを丁寧に行い、なるべく故障を未然に防ぐことが重要です。また、不具合が起きた場合を想定して対応マニュアルを作成・周知したり、バックアップを確保したりしておきましょう。

維持費がかかる

日々の電気代はもちろん、AGVなどのタイヤやバッテリーなどの消耗品代、定期的なメンテナンス費用、あるいはソフトウェアの更新などに費用がかかります。特に、メーカーが提供する保守点検は期限が短く設定されており、メーカーによっては更新作業の費用負担が大きくなることも。

計画段階で計算していた費用対効果と大きく乖離する可能性があるため、導入前によく確認しましょう。

マテハン機器でもできない作業がある

近年業務自動化に使用されるマテハン機器は何でもできそうなイメージがあるかもしれませんが、現状では自動化できない作業も多々あります。特に、人の判断に頼るような曖昧な判断を自動化するのは難しいのが現状です。

ロボットやAIの進化により、徐々にできないこと自体が無くなりつつありますが、導入する際は、自動化することでかえって不便になることがないようプランニングすることが大切です。

システムを管理できる人材が必要になる

マテハン機器は導入後も、動作ポイントや姿勢の向き、導線の調整などを行いながら最適化する必要があります。また、長く安定した稼働を続けるためには、日々のメンテナンスが重要です。このため、機械分野と電気分野に精通した人材を確保しておいた方が良いでしょう。

また自動化を進めることで、製造に関わる業務が減り、機械操作や監視といった業務が増えることになります。それに合わせて新たな業務に対応できる人材を確保することも必要です。

工場にロボットを導入するときのポイント

機器同士の連携まで考えて導入する

工場の自動化は、ただマテハン機器を導入して終わりではありません。現状の課題を見極め、どんな作業を自動化するのか、自動化に必要な機器やシステム連携はどのようなものかを事前に考え、計画することが大切です。

コストをかけたのに「人による手作業と生産性が変わらない」「以前より不便になった」といったことにならないよう、導入前にしっかりシミュレーションしましょう

費用対効果を考える

自動化を進める際には、初期費用やメンテナンスコストばかりに注目するのではなく、費用対効果についても考えておきましょう。

特に、投資した金額を回収する期間は重要なポイント。どんなに高機能でも、作業員の生産性とさほど変わらないのであれば、自動化によるメリットはあまり得られないかもしれません。 一方初期費用が高くても、人員コストを大幅に削減できるのであれば、自動化は成功と言えます。

製造業向け

単純作業である「工場内搬送(物流)自動化」から始めませんか?

「工場内搬送(物流)自動化」「目視検査自動化」「生産ライン自動化」など、手段はさまざまですが、目視検査の自動化や生産ラインの自動化は、機械で判断できない高度な作業も多く、結局人手や緻密な調整が必要になる場合も少なくありません。

おすすめなのが、工場内搬送の自動化です。搬送業務は比較的単純作業のため自動化しやすい上、作業量が非常に大きく、人への負荷が大きい業務を自動化することで、多くの人がすぐに効果を感じることができるでしょう。

当サイトでは、工場内搬送自動化の費用対効果からマテハン機器、導入事例まですべて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

監修

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岡谷システム株式会社

岡谷システムキャプチャ

引用元:岡谷システム公式HP
(https://www.okaya-system.co.jp/)

製造業の課題解決に尽力する岡谷鋼機株式会社のグループ会社として、「工場内搬送自動化」の提案からシステム構築までを請け負う岡谷システム株式会社。

グループ会社の知見を活かし、搬送自動化に関わる機器の販売から工場導線に合わせたシステム開発までを一貫して提案しています。工場の導線に合わせた機器の選定・システム構築を通して、企業の業務効率化・省人化に貢献しています。

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