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何をすべきか?

中小企業で工場自動化を進めるために
何をすべきか?

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目次
本記事の監修者
岡谷システム株式会社 河原さん
岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システムは、搬送自動化に関わるマテハン機器のシステム開発を行っています。350年以上の歴史を誇る岡谷鋼機株式会社のグループ会社として、機器の販売から工場導線に合わせたシステム開発までを一貫して請け負うことが可能。

AGVなどのマテハン機器メーカーのパートナーSIerとしても活動しており、搬送業務の省人化を叶える提案を得意としています。

本記事では岡谷システム監修の元、各機器の費用目安や費用対効果を紹介します。

Q:中小企業が搬送自動化を実現する場合、何から始めるべき?

A.スモールスタートで小規模な自動化から始めて、確実に自動化出来るところを選択すること。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、搬送業務の自動化は突き詰めた分便利になりますが、各設備機器との連携がかさむことでシステム構築が複雑化し、費用が高くなる原因にもなります。まずは、自動化したい部分・人の手で作業する部分を明確化し、自動化の前段階として、作業の属人化を省き、標準化していくことをおすすめします

とはいえ、機器導入後の状態をイメージすることは難しいと思います。ご相談いただければ、弊社で実際の事例をご紹介しながら費用対効果についても提案することができます。保管や搬送ルールの明確化にもつながるため、ぜひお気軽にご相談ください。

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コスト削減につながる:中小企業が使える補助金とは

人手不足が深刻化している製造業。その解決策として、自動化を進めたいとお考えの企業も多いでしょう。しかし、中小企業の中には「金銭的な負担が大きい」と導入を躊躇している企業も少なくありません。

おすすめなのが、費用負担を抑えられる補助金制度の活用です。ここでは、中小企業が利用できる補助金制度をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ものづくり補助金

ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、革新的なサービスや製品の開発を行う中小企業・小規模事業者を支援するために、中小企業庁が実施している制度です。

ロボット本体だけでなく、運搬費や外注費、専門家を雇うための費用も補助金の対象。申請には、事業計画書・賃金引上げ計画の表明書・決算書等が必要です。

補助上限の金額は、従業員規模により異なり、一般型(通常枠、回復型賃上げ・雇用拡大枠、デジタル枠)は750万円~1,250万円、一般型(グリーン枠)は1,000万円~2,000万円、グローバル展開型の場合は3,000万円です。

※補助金制度は終了している可能性があるため、詳しくは各公式HPをご確認ください。

参照元:経済産業省公式資料(PDF)(https://www.meti.go.jp/policy/economy/distribution/deliveryrobot/230124_yosan.pdf)

ロボット導入促進のためのシステムインテグレータ育成事業

工場自動化やロボットとの連携に関するシステム構築と運用を行う事業者を「システムインテグレータ(SIer)」と言います。

「ロボット導入促進のためのシステムインテグレータ育成事業」は、ロボットシステムインテグレーション(SI)事業に関わる企業に対して、経費の一部を助成する制度です。

ロボット本体や周辺装置などの購入費や製作費、ソフトウェアの使用料・購入費、人件費、安全講習の受講料などロボットSI事業を行うのに必要な知識や技能などの習得、環境整備、ロボットシステムのモデル構築にかかった経費などが対象です。

※補助金制度は終了している可能性があるため、詳しくは各公式HPをご確認ください。

参照元:一般社団法人日本ロボット工業会公式HP(https://www.jara.jp/various/koubo/project/project-system_integrator/current/index.html)

中小企業の工場内搬送自動化事例

梱包(製造業)

レトルト食品の開発から製造を行っている工場で、殺菌後のレトルトのパッケージを梱包する工程にロボットを導入。

手作業で専用のコンベアに並べ、回収する作業では、人手不足以外にも、作業担当者の熟練度によって供給量に差が出てしまうなどの問題を抱えていましたが、1日当たり4名の工程従事者の省人化が可能になりました。また、配置や供給ペースのばらつきがなくなった上、高温多湿の中同じ姿勢で長時間パッケージを回収するという作業者の肉体的負担を低減することができました。

参照元:「ロボット導入実証事業 事例紹介ハンドブック2018」(http://robo-navi.com/webroot/document/2018RobotHandBook.pdf)

仕分け・積込(製造業)

医療用分包機を製造している工場では、製品の仕分けと積込を一つひとつ手作業で行っていました。しかし、早朝時・深夜時の人材確保や作業者への肉体的負担など、さまざまな課題がありました。

そこでロボットを導入し、上流機4台からランダムに流れてくる製品の仕分けと梱包、品目別にまとめる工程の自動化を実現。作業者を2人分省人化しただけでなく、作業者の肉体的負担が軽減され、欠勤者がいなくなりました。

参照元:「ロボット導入実証事業 事例紹介ハンドブック2018」(http://robo-navi.com/webroot/document/2018RobotHandBook.pdf)

まずは、課題から相談してみませんか?
岡谷システム株式会社 河原さん
岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

岡谷システム株式会社
常務取締役 河原氏

工場の搬送業務自動化は、事業拡大や生産性向上を目指している企業を中心にどんどん進められています。しかし、ただ機器を導入すれば良いわけではありません。今の課題を明確化し、解決するために機器同士を連携させることで、初めて自動化の効果が表れます。

岡谷システムは、岡谷鋼機グループのネットワークを活用し、マテハン機器の選定・導入・システム構築までワンストップでの提供も可能です。機器を導入したものの「結局人の手で行った方が早い」というような後悔につながらないよう、ぜひ一度ご相談ください

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工場内の搬送自動化を実現しませんか?

製造業を中心に、自動化が進められている「工場内の搬送自動化」。 労働力不足とコスト削減、変種変量の生産を目的として、搬送自動化が重要なテーマとなっています。
当サイトでは、工場内搬送自動化の費用対効果からマテハン機器、導入事例まですべて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

監修

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岡谷システムキャプチャ

引用元:岡谷システム公式HP
(https://www.okaya-system.co.jp/)

製造業の課題解決に尽力する岡谷鋼機株式会社のグループ会社として、「工場内搬送自動化」の提案からシステム構築までを請け負う岡谷システム株式会社。

グループ会社の知見を活かし、搬送自動化に関わる機器の販売から工場導線に合わせたシステム開発までを一貫して提案しています。工場の導線に合わせた機器の選定・システム構築を通して、企業の業務効率化・省人化に貢献しています。

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